アフターケアが肝心!タトゥー除去後のスキンケアと日常生活の注意点
タトゥー除去の後の肌が赤くて心配という方もいるのではないでしょうか。
そのまま何のケアもしないままでいると、さまざま肌トラブルが起こる可能性があります。
しっかりとスキンケアをして肌の状態を整えれば、肌トラブルの心配が少なくなるはずです。
また、肌によい生活をおくり、外側と内側の両方からアプローチをかけることが重要になります。
肌の状態が整うまで、できるだけ肌に負担をかけないよう注意しましょう。
ここでは、タトゥー除去を受けた方に向けて、肌トラブルを防ぐためのスキンケアと日常生活の注意点をご紹介します。
タトゥー除去後の肌の状態
タトゥー除去には、切除法や植皮法、レーザー除去などがあります。切除法や植皮法などは、医師の指示があるまで患部に触れてはいけません。
レーザー除去の場合、ガーゼを張ったり糸で塗ったりすることもないので、スキンケアができます。
レーザー除去では、レーザーによってタトゥーの色素を破壊することで、タトゥーを薄くします。
その際に、周りの細胞までもダメージを負うため、処置を受けた後に肌が赤くなることも。また、紫外線や摩擦などの刺激を受けやすくなっています。
日常生活での注意点
タトゥー除去後の肌の状態を十分に考慮して、次のようなことに注意しましょう。
紫外線対策
レーザー除去後の弱くなっている肌が紫外線を受けると、シミができやすくなります。
紫外線対策として、日焼け止めクリームを塗ったり、日傘をさしたりしましょう。また、施術を受けた部分をガーゼなどで覆うことも効果的です。
ガーゼ以外のもので覆っても構いませんが、肌を擦らないものを選んでくださいね。
また、体の中からできる紫外線対策として、肌の健康に導くビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを積極的に摂取することが大切です。
ビタミンAはうなぎ、卵、豚レバー、ビタミンCは果物全般、ビタミンEはうなぎ、いくら、アーモンド、ひまわり油などに多く含まれています。
なお、肌の健康を保つためには、他にもさまざま栄養が必要です。ビタミンA、C、Eを意識的に摂りつつ、栄養バランスに優れた献立を考えましょう。
十分に睡眠をとる
眠り始めの3時間のうち、熟睡しているときには、成長ホルモンが多量に分泌されます。
成長ホルモンは、身体の機能を正常化する働きがあるため、健康な肌を作るために必要なものです。
寝つきが悪くなることで成長ホルモンの分泌が低下する恐れがあるので、眠る前にスマホやテレビなど刺激になるものをみないようにしましょう。
また、食事は眠る3時間前までに済ませ、入浴は1時間前までがよいとされています。
スキンケア
タトゥーを入れた部分を洗うときは、摩擦に注意しましょう。
石鹸やボディソープの泡で洗うイメージを持って、肌に刺激を与えないよう注意が必要です。また、洗浄力が強すぎるソープを使わないようにしましょう。
洗浄力が強すぎるソープによって、肌のうるおいを保つセラミドや天然保湿成分などまで洗い流されると、肌が乾燥して刺激を受けやすくなります。
また、肌にバリアを張っている皮脂膜の落としすぎにも繋がるのです。酸化した皮脂は肌に刺激を与えますが、だからと言って皮脂を落としすぎると肌が刺激を受けやすくなります。
そして、入浴後は5分以内に保湿ケアをしましょう。肌への刺激が少ない乳液やクリーム、ローションなどを使ってください。
比較的乾燥しにくい夏には乳液やローション、乾燥しやすい冬にはクリームという風に使い分けるとよいでしょう。
おわりに
レーザーによるタトゥー除去を受けた後は、肌が刺激を受けやすくなっています。患部を摩擦しないように洗い、できるだけ早く保湿をしましょう。
また、紫外線の影響も受けやすくなっているので、外出時には必ず日焼け止めクリームや日傘を使ってください。
十分な睡眠や食生活、スキンケアなどを根気よく続けて、肌の健康を維持しましょう。