どっちがいいの？医療脱毛とサロンでの脱毛の違いは？

脱毛を受けたいけれど、クリニックとサロンのどちらで受けた方がよいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。

クリニックでは、医療レーザーによる脱毛、サロンでは光脱毛を受けることができます。痛みや施術期間、ダウンタイムなどが異なるため、どちらが良いとは一概にはいえず、希望に合わせて選ぶことが大切です。

ここでは、クリニックとサロンのどちらで脱毛を受ければよいか迷っている方に向けて、医療脱毛とサロンでの脱毛の違いをご紹介します。

医療脱毛とは

医療脱毛とは、医療レーザーによる脱毛のことで、毛の色に反応するレーザーを照射し蓄熱を利用して発毛に関わる組織を破壊します。医療脱毛は、いつでも照射できるわけではありません。

毛は、成長期から退行期、休止期を経て脱毛し、再び発毛するというサイクルをくり返しているのですが、このうちの成長期に照射することで、効果を発揮できるのです。

サロンでの脱毛との違い

医療レーザーによる脱毛と比べられることが多いのが、サロンで受ける「光脱毛」です。医療レーザーと光脱毛には、次のような違いがあります。

出力が異なる

医療レーザーは、光脱毛に使用する機器よりも高出力であるため、高い効果が期待できます。なお、サロンでは長期的な脱毛効果がある機器の使用が認められていません。

高出力であればあるほどに、やけどなどのリスクが高くなりますが、医療レーザーはクリニックで受けるため、トラブルが起きても適切に対処してもらえます。

料金が異なる

医療脱毛は光脱毛よりも料金が高く設定されていることが多いです。しかし、光脱毛よりも少ない照射回数で効果が期待できるため、医療脱毛の方が安く済むこともあります。

施術の範囲や体質によって変わるので、実際に受けてみなければわかりません。

痛みの強さが異なる

高出力である医療レーザーの方が強い痛みを感じます。

しかしながら、クリニックでしかおこなえない麻酔によって痛みを軽減することもできるので、痛みに関して光脱毛の方が優れているとは言い切れません。

施術の流れ

医療脱毛は手軽に受けることができるのか、気になる方もいるのではないでしょうか。医療脱毛は、次のような流れでおこないます。

(1)カウンセリング
医師に脱毛を希望する部位や、肌に関する悩みを伝えます。この段階で、医師からしっかりと説明を受けましょう。

気になることがある場合は、このときに解決できるように質問してください。

(2)剃毛
レーザーを照射するためには、生えている毛を剃る必要があります。

施術前に剃る場合と、事前に剃っておかなければならない場合がありますので、必ず確認しておきましょう。

(3)レーザーを照射
テスト照射を行い、準備が整ったら施術を始めます。

(4)アフターケア
施術後の肌はとても敏感な状態であるため、アフターケアをおこないます。

アフターケア

クリニックで受けるアフターケアとは別に、自宅でも照射部位をしっかりケアすることが大切です。また、肌への刺激を考慮して、日常生活においていくつか注意することがあります。

施術当日は照射部位を優しく洗う

照射当日は肌が最も敏感になっているので、タオルなどでゴシゴシと洗うのではなく、優しく洗い流すイメージで洗いましょう。

紫外線対策をする

日焼けした肌には、医療レーザーを照射できない場合があります。そのため、照射期間中は日焼けしないように注意が必要です。

外出時には、日焼け止めクリームを塗ったりアームカバーを身に付けたりしましょう。照射部位にあわせた対策が重要です。

体温が高くならないようにする

激しい運動や湯船に浸かるなどの行為は、体温の上昇を招きます。体温が上昇すると血流が促されて、照射後の肌の赤みが強くなったり、かゆくなったりする可能性があるので、注意してください。

おわりに

医療脱毛は、光脱毛よりも高い効果が期待でき、さらに照射回数を踏まえると最終的にかかる費用も大きな差がないと考えられます。また、施術後の肌トラブルや痛みに関しても対処してもらえるので、安心して受けることができるでしょう。

医療脱毛が気になる方は、一度医師に相談してみてください。