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レーザーでタトゥーが消える仕組みとは?

タトゥー除去には、切除手術やレーザー治療などいくつか方法があります。小さなタトゥーを除去するのであれば切除手術でも問題ありませんが、広範囲にわたるタトゥーはレーザー治療で除去した方がよいでしょう。

この記事では、レーザーを含む除去方法の概要を説明したあと、レーザーでタトゥーを除去するメリットとデメリット、タトゥーが消える仕組みなどについて解説していきます。

タトゥーの主な除去方法

レーザー治療

レーザーは特定の色素に反応する性質を持ち、その特性を利用してタトゥーのインクを破壊します。照射によって高熱と衝撃が生じ、皮膚内のインクは細かく粉砕されます。

粉砕された色素は皮膚の細胞に取り込まれ、皮膚の新陳代謝によって時間をかけて体外へ排出されていきます。施術時の痛みは輪ゴムではじかれたような感覚と表現されることが多く、必要に応じて麻酔を使用することで軽減が可能です。色の種類やインクの深さによっては、複数回の照射が必要となる場合があります。

レーザー治療以外のタトゥー除去方法

タトゥーの状態や色素の種類によっては、レーザー治療のみで十分な効果が得られない場合があります。そのようなケースでは、医師の判断のもと、以下の治療法が検討されることがあります。

  1. 外科的切除(単純切除・分割切除):タトゥーが入っている皮膚を切除し、周囲の皮膚を縫い合わせる方法です。小範囲のタトゥーを確実に除去したい場合に使われます。
  2. 削皮術(剥削法):皮膚表面を削ってインクを取り除く方法で、レーザー治療が適さないケースなどに使われる方法です。
  3. 植皮術(皮膚移植術):削皮後に別部位から採取した皮膚を移植する方法で、広範囲にわたるタトゥーを消したい場合などに使われます。

これらの治療法は、レーザー治療と比べて傷跡が残る可能性が高いため、適応は慎重に判断されます。まずはレーザー治療を基本として検討し、必要に応じて他の方法を組み合わせることが一般的です。

一時的にタトゥーを隠す方法

すぐにタトゥー除去が難しい場合や、治療期間中に一時的に目立たなくしたい場合には、タトゥーを隠す方法を選択することも可能です。ただし、これらはあくまで一時的な対処法となります。

  • 化粧品・コンシーラー:タトゥー専用品や、カバー力の高いウォータープルーフタイプのコンシーラーを使用することで、汗や水に強く、比較的自然にカバーできます。
  • テーピング:専用のカバーテープを使用し、物理的にタトゥーを覆う方法です。部位や使用シーンに応じて、適切なタイプを使い分ける必要があります。

これらの方法はタトゥーそのものを除去するものではないため、根本的な改善を希望される場合は、医師による診察のうえ治療方法を検討しましょう。

タトゥー除去に使用されるレーザー

レーザーは、特定の色素にだけ反応する性質を持ちます。その性質を利用して、タトゥーによる色素を破壊する除去法です。

主に使用されるレーザーは「Qスイッチレーザー」と呼ばれる機材であり、こちらは1億分の1秒という非常に短い時間で強力なレーザーを照射できるので、正常な組織へのダメージを抑えつつ、タトゥーの色素を破壊することができます。

また、Qスイッチレーザーの一種であるYAGレーザーは、タトゥー除去を目的としてアメリカで開発されたものです。タトゥー除去に最も効果的なレーザーとして知られています。

レーザーでタトゥーが消える仕組み

レーザーがタトゥーの色素に当たると、高熱が発生し、この作用で色素を蒸散させてタトゥーを除去していきます。また、高熱と同時に衝撃が発生し、色素を粉砕するという仕組みです。

粉砕された色素は皮膚の細胞に吸収されて、皮膚の新陳代謝によって自然に体外へ排出されるので、身体に悪影響が及ぶ心配はありません。

なお、肌の新陳代謝は6ヶ月程度かけてゆっくりと行われるので、タトゥーが消えるまでにはタイムラグがあります。

レーザーでタトゥーを除去するメリット

レーザーは、照射部位を選ばないため、一度に背中の全面のタトゥーを消すことも可能です。ただし、レーザーの照射後は皮膚の赤みなどが現れるので、背中の半分程度までの照射に留めておく方がよいでしょう。

また、分割して治療もできるので、生活に支障をきたすことなくタトゥーを除去できます。

レーザーでタトゥーを除去するデメリット

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黒の色素のタトゥーには高い効果が期待できますが、赤やオレンジ、黄色など様々な色素が入ったタトゥーは完全に除去できない可能性があります。時間をかけて何度も照射を繰り返せば、満足できる程度にまでタトゥーを消すことができるでしょう。

しかし、照射を繰り返すということは、それだけ通院の手間や費用がかかるということです。具体的に何回照射すればタトゥーを消せるのかはわかりませんが、大体の通院期間を医師に尋ねてみましょう。

多数の色素が入っているタトゥーの場合は、レーザー治療よりも切除手術を勧められることがあります。切除手術はメスを使用するため、切開の痕が残ってしまうので、それでもタトゥーを除去したいか検討してください。

レーザー治療の流れ

レーザー治療は、次のような流れで行います。

(1)カウンセリング
どのような治療を行うのか医師の説明を受けるとともに、どのタトゥーを消したいのか医師に伝えましょう。タトゥーが完全に消える保証はないことや、麻酔、レーザー治療を受けることなどを了承すれば、治療を受けることができます。

(2)麻酔
レーザーの照射部位に麻酔をかけます。

(3)レーザーを照射する
実際にレーザーを照射してタトゥーを消していきます。小さいものであれば数秒で完了しますが、背中全面など広範囲にわたる場合は1時間以上かかることがあります。

(4)アフターケア
レーザーの照射部位に軟膏を塗り、ガーゼをあてます。

治療はこれで終わりです。また、医師の指示に従って過ごす必要があります。施術から1~2週間は軟膏とガーゼによる処置を続けましょう。

なお、シャワー入浴は施術当日から可能です。

おわりに

結婚や就職などを期にタトゥー除去を希望する人が多いです。すぐに消せるとは限らないので、余裕を持って治療を開始しましょう。

レーザー治療であれば、ある程度綺麗にタトゥーを消すことができるうえに、メスを使用しないので傷が残ることもありません。まずは、クリニックを受診して説明を受けましょう。

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