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2017年09月29日 コラム

衛生面に注意!デリケートな婦人科形成後のケアで気をつけたいこと

婦人科形成は、膣縮小や大陰唇増大など性器の整形術のことを指します。
性に関する悩みを解決できる可能性がありますが、注射や糸で縫うことなどに抵抗があるために一歩を踏み出せないという方もいるのではないでしょうか。

また、術後しばらくは生活が制限されますが、医師の指示に従って適切にケアをすれば、トラブルが起こる心配はほとんどありません。
まずは、カウンセリングを受けて、説明を受けることが大切です。

ここでは、婦人科形成を検討している方に向けて、施術後のケアで気をつけたいことをご紹介します。

婦人科形成のダウンタイム

婦人科形成術のうち、小陰唇縮小術、大陰唇縮小術、膣縮小術のダウンタイムは約1ヶ月です。
施術を受けてから3日頃までは、出血や腫れが起こることがあります。術後7日頃には、傷口はほぼ塞がるといわれていますが、まずは医師の診察を受けましょう。
自己判断で行動することで、思わぬトラブルが起こる可能性があります。

術後1ヶ月ころには、傷口が完全に塞がり、腫れもなくなることが多いとされています。
このときに医師の診察を受けて、状態を診てもらいましょう。なお、施術には吸収糸を使用するので、抜糸の必要はありません。
糸が気になるからと言って患部を触ると、細菌感染を起こす可能性があります。どうしても糸が気になる場合は、抜糸できることもあるので医師に相談してください。

傷口が塞がる過程で一時的に皮膚が硬くなるのですが、2ヶ月も経過すれば元の柔らかさに戻るので心配はいりません。
また、小陰唇に関しては粘膜組織であるため、傷痕が残る心配もないとされています。

自宅でのケア

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施術を受けた後は、痛みが出ることがあります。痛み止めを処方してもらえるので、我慢せずに飲みましょう。
もし、我慢できないほど強い痛みや腫れが起きた場合には、施術を受けた病院に連絡してください。

また、出血するのでナプキンをあてておく必要があります。雑菌が繁殖しないように、ナプキンはこまめに取りかえましょう。
そして、トイレに行った際には、洗浄綿かビデで清潔な状態を保ってください。
尿は無菌であるため、患部にかかっても細菌感染を起こす心配はありませんが、しみることがあります。
また、便は患部につきやすいので、丁寧にふき取りましょう。また、そのときに患部に触れないように注意してください。

生活上での注意点

婦人科形成術を受けた翌日からシャワーが可能です。ただし、傷口を擦らないように注意しましょう。
術後7日ころに受診して、医師の許可が降りれば入浴できるようになります。自己判断で入浴してしまうと、細菌感染によって化膿してしまう可能性があるので注意しましょう。

飲酒は血行を促すことで出血や腫れを悪化させる恐れがあるので、術後1週間は控えてください。
運動も血行を促すため、術後2~3日は控えて、激しい運動は術後1ヶ月からおこないましょう。

立ち仕事や営業の外回りなどの仕事をしている場合は、2~3日ほど休むことをおすすめします。
デスクワークであれば、血行が促されて症状が強くなる可能性は低いですが、少しでも状態が悪くなった場合は休んだほうがいいでしょう。

性交渉は、傷口がしっかりと塞がる術後1ヶ月から可能です。
ただし、傷の治り方には個人差があるので、必ず医師の診察を受けて許可を得なければなりません。

おわりに

婦人科形成術を受けることで、性に関する悩みを解消して、快適な性生活をおくれるようになる可能性があります。

施術では、粘膜に針を刺して塗ったり、注射をしたりするため、術後は痛みや腫れなどのダウンタイムを経験しなければなりません。
医師の指示に従って、適切にケアして過ごさなければ、痛みや腫れに悩まされることになるでしょう。

細菌感染の心配もあるので、患部は常に清潔に保ち、運動や飲酒を控えて安静にしてください。患部に異変が起きた場合は、すぐに病院に連絡しましょう。

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