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2024年09月13日 コラム 名医眼瞼下垂眼瞼下垂手術

眼瞼下垂手術の名医を見極める3つのポイント

こんにちは、ビクアスクリニック秋葉原 院長の植木です。
今回は、眼瞼下垂の名医の選び方について解説を行っていきます。

眼瞼下垂の種類を理解する

眼瞼下垂(がんけんかすい)には主に2つのタイプがあります。

  1. 腱膜性の眼瞼下垂:上眼瞼挙筋が緩んでいるか、はずれている状態
  2. 皮膚性の眼瞼下垂:皮膚のたるみにより、目は開くが皮膚が被って黒目が隠れる状態

他にも先天性の眼瞼下垂もありますが、基本はこの2つのものを眼瞼下垂と言います。

眼瞼下垂の手術方法、保険適応と自費の違い、ダウンタイムなどの解説をより省しくこちらで行っておりますので、合わせてご覧ください。

眼瞼下垂の名医を見分けるポイント1:症例写真で確認すべきポイント

それは具体的に、眼瞼下垂の名医を選ぶ際の三つのポイントについて説明をしてまいります。
まずは、ホームページやSNS等に掲載されている症例写真を手がかりにすることが挙げられます。

1. 左右差のなさと瞼のアーチの美しさ

手術の基本的な目標は機能の回復ですが、美しさも重要です。
優秀な医師の症例写真では、以下の特徴が見られます。

  • 左右の対称性が保たれている
  • 瞼のアーチが美しく形成されている

2. 内側のリフトアップ

眼瞼下垂の患者さんは、「ラテラルシフト」と言い、外側の筋肉が強く、内側が弱い傾向があります。
そのため、外側が上がりやすく、まぶたのアーチが三角形になりがちな傾向があります。
まぶたのアーチがきれいに出ていて、内側までしっかりとリフトアップされているか確認する必要があります。

3. 二重のラインについて

二重のラインは個人の好みが大きく影響するため、一概に良し悪しは判断できません。重要なのは患者さんの希望に沿った美しいラインを提案できているかかと思います。

4. 閉眼時の自然さ

目を閉じた時の状態も重要なチェックポイントです。

  • 過度に窪んでいないか確認する
  • 自然なまぶたの解剖を意識した手術がなされているか

症例写真を見る際は、単に「開眼できているか」だけでなく、左右差アーチの美しさ内側のリフトアップ閉眼時の自然さなどを総合的に判断することが大切です。これらのポイントを押さえた症例写真を提示できる医師は、技術的にも優れている可能性が高いでしょう。

ビクアスクリニック秋葉原においては、眼瞼下垂手術は保険適用で行う患者さんも多く、そういった方々をモニターとして扱うことは困難です。
そのため、一般公開可能な症例写真の数が限られています。

しかしながら、来院された患者さんには、非公開の症例写真を多数ご覧いただくことが可能です。
手術をご検討の方は、ぜひ一度当院にお越しください。
実際の症例写真をもとに、詳細なカウンセリングを行わせていただきます。

眼瞼下垂の名医を見分けるポイント2:経歴の見方

眼瞼下垂の手術を検討する際、医師の経歴は重要な判断材料の一つです。ここでは、経歴から名医を見分けるポイントをご紹介します。

1. 形成外科出身の医師を探す

形成外科出身の医師は、眼瞼下垂手術の基本的なスキルを持っていると考えられます。これは以下の理由からです。

  • 眼瞼下垂手術は形成外科でよく行われる手術の一つ
  • 形成外科専門医の資格取得には、様々な症例の経験が必要

形成外科は眼瞼下垂以外にも、先天異常再建手術糖尿病による足の壊疽など、様々な症例を扱います。
これらの多岐にわたる症例に対応できることを示し、筆記試験に合格することで専門医の資格を取得できます。
この過程は相当な努力を要するものです。

もちろん、形成外科出身でなくても、眼瞼下垂手術や二重切開を長年行っている医師の中には、非常に技術の高い方もいます。
そのため、形成外科出身が絶対的に優れているとは言い切れませんが、技術レベルの下限は確実に高いと考えられます。

2. 手術件数を確認する

経験豊富な医師を選ぶことも重要です。
多くの手術を行っている医師は、それだけ技術が磨かれている可能性が高いです。

3. 修正手術の対応力をチェック

優秀な医師は、自身の手術結果に責任を持ち、必要に応じて修正手術にも対応できます。
左右差など予期せぬ結果が生じた際の対応力も、名医の条件の一つと言えるでしょう。

眼瞼下垂の名医を見分けるポイント3:カウンセリングの重要性

眼瞼下垂の手術を考えている方にとって、適切な医師選びは非常に重要です。ここでは、カウンセリングの観点から名医を見分けるポイントをご紹介します。

1. 丁寧なコミュニケーション

眼瞼下垂の手術は患者さんとの相性も重要です。医師としっかりと話し合い、互いの理解を深めることが大切です。
綿密なコミュニケーションを通じて、あなたの希望と医師の提案が合致しているか確認しましょう。

2. 詳細な術前シミュレーション

優れた医師は、手術前に詳細なシミュレーションを行います。
「こういう風になりますよ」と具体的な説明があり、イメージを共有できることが重要です。
これにより、手術後の結果に対する不安を軽減することができます。

3. 十分な診察時間

短い診察時間は要注意です。
丁寧な診察と説明に時間をかける医師を選ぶことで、より安心して手術に臨むことができます。

まとめ:眼瞼下垂の名医を選ぶ3つのポイント

  1. 上瞼のアーチの美しさを確認する
  2. 形成外科専門医の資格を持っているか確認する
  3. 十分な時間をかけて丁寧な診察とカウンセリングを行ってくれるか確認する

これらのポイントは、技術的な面だけでなく、あなたの希望に沿った結果を得るための重要な要素です。慎重に医師を選ぶことで、満足度の高い手術結果につながるでしょう。

おわりに

眼瞼下垂の手術は、見た目と機能の両面に大きな影響を与える重要な施術です。名医を選ぶことで、より安全で満足度の高い結果を得られる可能性が高まります。症例写真の詳細な確認、医師の経歴や資格の精査、そして丁寧なカウンセリングを通じて、あなたに最適な医師を見つけてください。

当院では、これらのポイントを踏まえた上で、患者さま一人一人のニーズに合わせた丁寧な診療を心がけています。
眼瞼下垂でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたの目元の悩みを解決し、自信に満ちた毎日をサポートいたします。

動画でも紹介していますので、ぜひご覧ください。

この記事を書いた人

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ビクアスクリニック秋葉原 院長。
福岡大学医学部卒業。同大学病院形成外科に入局。以降、全国各地の病院で形成外科治療に携わる。
2020年『ビクアスクリニック秋葉原』入局、2021年に院長就任。
【資格・役職】日本形成外科学会 専門医

「綺麗になりたい」という気持ちは、全ての女性の願いだと思います。
患者様の気持ちに最大限にお応えするため、カウンセリングではご納得頂けるまで何度も話し合い満足度の高い治療を常にご提供できるよう心がけております。
特に術後イメージを上手く伝えられるようカウンセリングをさせて頂いております。
一度、手術を行えばそれで終わりということではなく、患者様とは一生のお付き合いをコンセプトに、「美のかかりつけ医」として末永いお付き合いをさせていただきたいと思っています。

きめ細やかなカウンセリング・診察で、
最適な治療をご提案致します。

患者さまの状態を丁寧に診察し、ご要望やお悩みをお伺いしたうえで、
お一人お一人に最適な治療プランをご提案させていただきます。
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