敏感なデリケートゾーンのワキガに最適な切らないワキガ治療「ビューホット」
女性のデリケートゾーンから、あのワキガ特有の臭いが発生する「スソワキガ」という症状をご存知でしょうか。女性にとってはとても深刻な症状だと思います。
一方で、デリケートゾーンはとても敏感であるため、切る治療はできるだけ避けたいところでしょう。ビューホットであれば、切ることなくデリケートゾーンのワキガを治療できるといわれています。ここでは、ビューホットのメリットについて解説します。
最新のワキガ治療「ビューホット」
「ビューホット」は、切ることなくワキガを治療できる高周波を用いた方法です。同じような治療法に「ミラドライ」もありますが、ビューホットはミラドライと比べて皮膚への負担が少なくなっています。
これは、クーリングプレートによって高周波の熱から皮膚を守ることができるためです。治療では、高周波によって汗の原因であるエクリン汗腺の働きを低下させ、臭いのもとになるアポクリン汗腺を凝縮させます。そうすることで、ワキガの臭いを発生させにくくすることが可能となりました。
「ビューホット」のメリット
ビューホットは、身体への負担を最小限に抑えつつ、高い治療効果を得られる画期的な治療法です。ビューホットのメリットは次のとおりとなっています。
切らないから安心
ビューホットによる治療では、メスを使いません。そのため、施術部位に傷が残るようなことはないので、安心して受けることができます。
ワキガの治療法のひとつに、皮膚を反転させてエクリン汗腺やアポクリン汗腺を除去する切開法がありますが、外科的手術ということから、抵抗を感じる人が少なくありません。また、治療後は皮膚が非常に薄くなり、患部の圧迫と固定が必要になるため日常生活に支障をきたします。
それに対してビューホットによる治療では、患部にガーゼを貼るだけであるため、問題なく過ごすことが可能です。また、切開の痕が残らないため、治療を受けたことを人に知られる心配もありません。
治療中の痛みがない(局所麻酔をして治療を行う)
局所麻酔をしてから治療を開始するため、痛みを感じることはないでしょう。麻酔が効きにくい体質の場合は、局所麻酔後に時間を置いて、麻酔薬が皮下組織にまで十分に浸透してから治療を開始します。
それでも麻酔が十分に効かない場合には、マスク麻酔をすることがあります。なお、患者が局所麻酔の痛みを懸念している場合には、マスク麻酔をしてから局所麻酔を行うこともあるため、いかなる場合でも痛み対策は万全です。
治療時間は約30分程度
治療時間は、両脇の施術で約20分、デリケートゾーンの場合には約30分です。ただし、マスク麻酔をしている場合は、身体が覚醒するまで院内で休む必要があります。
ビューホットは1~2回の施術で半永久的な効果が持続するようになるため、仕事や学校が忙しいために通院できない人にもおすすめです。
デリケートゾーンは痛みに敏感
デリケートゾーンは痛みに敏感で、間違ったセルフケアによってすぐに炎症を起こしてしまいます。セルフケアは次のように行いましょう。
低刺激の石鹸で洗う
アポクリン汗腺から分泌される汗には、アンモニアなどが含まれており、これを雑菌が分解することでワキガの臭いが発生します。そのため、汗をできるだけ早く洗い流し、雑菌を排除することが大切です。汗を洗い流すときはデリケートゾーン用の低刺激の石鹸を使いましょう。
また、ゴシゴシと洗うと炎症を起こしてしまい、炎症によって雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。雑菌が繁殖するとワキガが悪化する可能性があるので注意が必要です。
トイレに行った後にはビデなどを使う
尿や生理の経血、汗などによってデリケートゾーンが蒸れると、雑菌が繁殖しやすくなります。トイレに行った後には、ビデなどでデリケートゾーンを洗い流しましょう。
ビデが無い場合には、デリケートゾーン用のウエットティッシュなどで、優しくふき取るようにしてください。
おわりに
間違ったセルフケアはワキガの悪化を招いたり、炎症によるシミを作ったりする恐れがあります。ワキガはセルフケアだけで完治させることは難しいので、ビューホットなどクリニックで治療を受けましょう。