タトゥー除去の方法を徹底比較|レーザー・切除・EPL法の違いと選び方
「タトゥーを消したいけど、どの方法が自分に合っているかわからない」「レーザーと切除、結局どっちがいいの?」——そんな疑問をお持ちの方に向けて、タトゥー除去の方法とそれぞれの特徴をわかりやすく解説します。
こんにちは。ラジニアクリニックの院長、植木です。本日はタトゥー除去の治療法について、比較しながら詳しくご説明します。
目次
タトゥーは「消せる」時代になってきています
かつては「入れたら一生消えない」と言われていたタトゥーですが、現在は医療技術の進歩により、かなり目立たない状態まで除去できる可能性が大きくなっています。
タトゥーの大きさや色、使われたインクの種類によって異なりますが、以前よりも多くのケースで目立たなく治療できています。
当院では、ピコレーザー除去・切除法・EPL法(当院オリジナル)の3つの治療法をご用意しています。
3つの治療法の比較
| ピコレーザー除去 | 切除法 | EPL法 | |
| 仕上がり | 傷跡を作らず除去 | 細い線状の傷跡が残る | 傷跡が残る場合あり |
| 治療回数 | 複数回必要 | 基本1回 | 基本1回 |
| カラー対応 | 対応可能 | 対応可能 | 対応可能 |
| ダウンタイム | 7日間程度 | 7〜28日間程度 | 7〜28日間程度 |
| 向いているタトゥー | 傷跡を残したくない・広範囲 | 小〜中サイズ・完全除去希望 | 大きさ・色を問わず1回で除去したい |
ピコレーザー除去——傷跡を作らずにじっくり薄くする
ピコレーザー除去は、色(インク)に反応するレーザーを照射してインクの粒子を破壊し、徐々にタトゥーを薄くしていく治療です。当院ではキュテラ社のエンライトンという機器を使用しています。
従来のレーザーは黒色にしか反応しないものが主流でしたが、エンライトンは赤・青・黄・茶・紫・緑・黒など様々な色に対応しています。カラータトゥーの除去も可能で、深い層に滞留しているインクにも効率よくアプローチできます。
皮膚を傷つけずに色を抜いていくため、傷跡を残したくない方に向いている治療です。ただし、複数回の施術が必要になる点は理解しておいてください。従来のQスイッチヤグレーザーと比べて約半分の期間で治療できるのも特徴のひとつです。
ピコレーザー除去が向いている方
- 傷跡をできるだけ残したくない方
- 顔や手など目立つ部位のタトゥーを除去したい方
- カラータトゥーの除去を希望する方
- 広範囲のタトゥーを少しずつ改善したい方
切除法——確実に取り除く、1回で完結する治療
切除法は、タトゥーが入っている部分の皮膚をメスで切り取り、縫い合わせる治療です。皮膚ごと除去するため、インクの色や種類に関わらず確実に取り除くことができます。
「皮膚を切る」と聞くと怖いイメージを持たれる方も多いのですが、局所麻酔を使用するため痛みはほとんど感じません。小さなタトゥーであれば施術時間は30分程度で、基本的に1回の治療で完結します。治療回数と費用の見通しが立てやすいため、「いつまでに消したい」という期限がある方にも選ばれています。
仕上がりは細い線状の傷跡が残りますが、時間の経過とともに目立ちにくくなっていきます。切除できる範囲には限界があるため、非常に大きなタトゥーの場合は複数回に分けて行うこともあります。
切除法が向いている方
- 1回で確実に除去したい方
- 治療の回数や費用を明確にしたい方
- 小〜中サイズのタトゥーの方
- カラータトゥーで他の方法では難しいケース
EPL法——当院オリジナルの1回完結治療
EPL法は、エルビウムヤグレーザーとピコレーザーを組み合わせた当院オリジナルの治療法です。
エルビウムヤグレーザーで皮膚の表面を削り、比較的浅い層のインクを取り除きます。その後、ピコレーザーで皮膚に残った深い層のインクの色素を破壊します。2つのアプローチを組み合わせることで、タトゥーの大きさや色に左右されず、基本的に1回の治療で除去が可能です。
レーザー単独では回数がかかるタトゥーや、切除が難しい大きなタトゥーにも対応できる点が大きな特徴です。ダウンタイムは7〜28日間程度で、術後は軟膏の塗布と専用のパットの交換をご自身で行っていただいております。
EPL法が向いている方
- 大きなタトゥーを1回で除去したい方
- カラータトゥーで他の方法では対応が難しいケース
- 切除では縫い閉じられない範囲のタトゥーの方
- 通院回数をできるだけ少なくしたい方
どの治療法を選べばいいか
3つの治療法の選び方をシンプルにまとめると、以下のようになります。
傷跡を残したくない・広い範囲を少しずつ改善したいならピコレーザー、小〜中サイズで1回で確実に消したいなら切除法、大きさや色を問わず1回で完結させたいならEPL法が選択肢になります。
ただし、実際にどの方法が最適かはタトゥーの状態を直接確認しないと判断できません。カウンセリングにてタトゥーの大きさ・色・部位などを確認したうえで、最適な治療法をご提案しています。
詳しい比較や費用は、下記のページで紹介しています。
タトゥー除去・刺青除去 – ラジニアクリニック
よくある質問
タトゥーは完全に消えますか?
治療法やタトゥーの状態によって異なります。切除法やEPL法は1回で除去できる可能性が高く、ピコレーザーは複数回の照射で徐々に薄くしていく治療です。完全に消えるかどうかはカウンセリングで確認させてください。
痛みはありますか?
切除法・EPL法は局所麻酔を使用するため、施術中の痛みはほとんどありません。ピコレーザーはクリーム麻酔を使用することができます。
保険は使えますか?
タトゥー除去はすべて自由診療(保険適用外)となります。費用はタトゥーの範囲や選択する治療法によって異なるため、カウンセリングにて詳しくご案内しています。
仕事や学校を休む必要はありますか?
ピコレーザーはダウンタイムが7日間程度で、日常生活への影響は比較的少ないです。切除法・EPL法はダウンタイムが7〜28日間程度で、施術部位や範囲によって異なります。
おわりに
タトゥーの除去は、方法の選択が仕上がりや通院回数に大きく影響します。私たちラジニアクリニックでは、患者さまの状態とご希望に合わせて最適な治療法をご提案しています。「どの方法が自分に合っているかわからない」という方も、まずはカウンセリングでお気軽にご相談ください。