ピコレーザーの効果と特徴！あなたの肌悩みに合わせた治療法とは

こんにちは、ビクアスクリニック秋葉原院長の植木です。
今回は、ピコレーザーについて詳しく解説していきます。

ピコレーザーとは？

ピコレーザーは、タトゥー除去用として開発された技術ですが、その応用範囲は広く、肌治療にも非常に効果的です。
ピコ（10のマイナス12乗）秒という非常に短い時間に高いエネルギーを出すことができるのが特徴です。

短時間で高出力が出せるため、標的となる部位にだけ効果を与え、周りの正常な組織への熱の影響を最小限に抑えることができます。

ピコレーザーは、トーニング、フラクショナル、スポット照射といった様々な照射方法があり、タトゥーや特定部位のシミ、全体的な肌治療などに幅広く活用できます。

※ ビクアスクリニック秋葉原では、都度肌診断を行い、最適な処置を行っています。

主にくすみや肝斑の治療に使用されます。
色素の治療になるため、基本的に5回以上の施術が必要です。

エネルギーが最も強く、シミや色素沈着部分へ強力な一点集中型治療を行います。
少し火傷を起こさせるほどの強いレーザーとなるため、ダウンタイムはありますが、基本は1回から2回の施術でシミを取ることができます。

剣山のようなイメージで、細い波動が出ることで皮膚の下に空砲ができ、肌の再生力を利用して皮膚を再生させる治療です。毛穴、ニキビ跡、細かな小じわに効果があります。

トーニングは通常は1カ月おき、最短でも2週間おきとなります。
シミ治療後は3カ月～半年以内であれば、追加の照射を無料で提供しています。

治療後は日焼け対策と保湿が重要です。遮光と保湿ケアで肌トラブルを未然に防ぎましょう。

ビクアスクリニック秋葉原では、個々人の肌質や悩みに合わせたカスタマイズプラン「トータルスキンプログラム」を提供しています。
月1回の肌診断を行い、その都度適切な施術を行います。

トラネキサム酸の内服、トーニング、M22（IPL光治療）、フラクショナルレーザーなどから選択し、6クールの治療を行うことで、全体的な肌の治療ができます。

トータルスキンについては、こちらの動画でも解説しています。
是非ご覧ください。

ピコレーザーはQスイッチレーザーと比較して、ピコ秒単位で照射が可能です。
そのため、Qスイッチレーザーと比べてダウンタイムが少なく治療ができるのがピコレーザーのメリットです。

ピコレーザーでたるみや毛穴の治療をするのは難しいですが、フラクショナルレーザーを使うと肌の入れ替わりが行われるため、毛穴には効果があります。
たるみに関しては、糸リフトやハイフの方が高い効果が期待できます。

ピコレーザーのスポット照射により、シミがポロッと取れた後に色素沈着を起こすことがあります。
その場合は、ハイドロキノンを塗って早期に落ち着かせるよう治療を行います。

そばかすなどの細かいシミが点在している場合、IPL光治療（M22）を5回ほど行うと効果が期待できます。
スポット照射でも効果はありますが、ダウンタイムが長くなるデメリットがあります。

色素斑や皮膚表面に病変がある場合は、トーニング治療よりもIPLなどの方が効果が出やすいです。
肝斑がある方にはIPL治療が適しており、シミのスポット照射はあまり効果が期待できませんので、肝斑の治療をしたうえでIPLを行うという流れが効果的です。

ADMにもピコレーザーを照射することができますが、色素沈着を起こすリスクがあります。
濃くなる時期が半年から1年かかることもあるため、そこを十分ご理解のうえご了承ください。

ピコレーザーは、シミ、くすみ、毛穴など様々な肌トラブルに対応できる優れた治療法です。
短時間で高エネルギーを照射できるため、周囲への影響を最小限に抑えつつ、効果的な治療が可能です。

ただし、個人の肌質や悩みに合わせた治療法を選択することが重要です。
ビクアスクリニック秋葉原では、定期的な肌診断を行い、その都度適切な施術を組み合わせた「トータルスキンプログラム」を提供しています。

ピコレーザーをはじめとする最新の治療法で、あなたの肌悩みを解決へと導きます。
ぜひ一度ご相談ください。
美しく健康な肌を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

ピコレーザーについては、下記の動画でも解説しています。