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      2024年10月09日 コラム モントゴメリー腺乳輪

      乳輪の悩み解消!モントゴメリー腺とは?その役割と治療法を徹底解説

      こんにちは、ラジニアクリニック 院長の植木です。
      今回は、多くの方が気にされることの多いモントゴメリー腺について詳しく解説していきたいと思います。

      モントゴメリー腺とは?

      モントゴメリー腺は、乳輪部に存在する小さな皮脂腺で、実は、これは誰もが持っている正常な組織なのです。
      しかし、人によっては数が多かったり、盛り上がりが目立ったりすることがあり、そういった場合に気になって治療を希望される方が少なくありません。

      モントゴメリー腺の重要な役割

      この小さな腺は、単なる皮脂分泌以上の重要な機能を持っています。主な役割は以下の通りです。

      1. 乳輪と乳頭の保護
      2. 授乳時の赤ちゃんへの誘導

      特に興味深いのは2つ目の機能です。新生児は視力が十分に発達していないため、モントゴメリー腺から分泌される特殊な臭いやフェロモンが、赤ちゃんを乳頭へと導くのだと言われています。
      つまり、モントゴメリー腺は授乳に不可欠な役割を果たしているのです。

      モントゴメリー腺を気にして来院する方の理由?

      モントゴメリー腺が気になる主な理由は以下のようなものです。

      • 乳頭と同じくらいの大きさになって目立つ
      • 寒い時に乳輪が縮こまった際に突出して見える

      これらの理由で来院される方が多いです。
      男性でも気にされ、来院される方もいらっしゃいます。

      モントゴメリー腺の治療方法について

      モントゴメリー腺の治療には主に2つの方法があります。

      1. 切除法: 腺を含む部分をラグビーボールのような形に切除し、1本の線状に縫合します。
      2. レーザー治療: レーザーを用いて腺を除去します。

      モントゴメリー線の治療の痛みとダウンタイムについて

      切除法・レーザー治療、どちらの方法も局所麻酔下で行うため、手術中の痛みは最小限に抑えられます。
      術後の痛みも比較的軽度で、レーザー治療の場合は軽い擦り傷のような感覚があるくらいです。

      ダウンタイムは、どちらの方法でも約1週間程度です。
      切除法の場合は抜糸までの期間、レーザー治療の場合は皮膚の再生にかかる時間がおおよそこの程度となります。

      モントゴメリー腺の治療後の傷跡について

      モントゴメリー腺の治療後は、どうしても多少の傷跡が残ることがあります。

      レーザー治療の場合、治療部位が白く抜ける可能性が高くなります。
      モントゴメリー腺自体の大きさに応じて白く抜けると目立つ可能性があるため、ラジニアクリニックでは可能な限り治療の入口を小さくするよう心がけています。
      これにより、目立ちにくい仕上がりを目指しています。

      一方、切除手術の場合は1本線の傷跡が残ります。
      体質によっては傷跡が盛り上がったり幅が広がったりすることがあります。その場合、白い線として目立つことがあるため、注意が必要です。

      モントゴメリー腺の手術リスクについて

      手術のリスクとしては、上記の傷跡白抜けが主なものとなります。
      ただし、モントゴメリー腺自体も元々白く抜けていることが多いため、レーザー治療で白く抜けても気にならない方が多いようです。
      切除手術の場合は一本線の傷跡になるため、こちらの方が気になる方もいらっしゃるかもしれません。

      注意すべき点として、たくさんのモントゴメリー腺を一度に取り除くと、乳輪の形が変形する可能性があります。
      皮膚や乳頭が引っ張られることで、わずかな歪みが生じることがあります。
      ただし、極端な変形が起こることは稀で、多くの場合は許容範囲内の変化にとどまります。

      手術後のセルフケアについて

      術後のセルフケアも重要です。
      切除手術の場合、縫合した1本線の傷跡に糸がついている状態となります。レーザー治療の場合も同様ですが、どちらの場合も傷が乾燥しないよう塗り薬で保護することが大切です。
      乾燥すると治りが悪くなったり、凹んだり盛り上がったりして治る可能性があるためです。

      また、モントゴメリー腺は脂を出す腺であるため、これを取り除くと皮膚が乾燥しやすくなります。
      そのため、保湿や塗り薬をしっかりと塗って、治療部位を十分に保護することが重要です。
      こまめなケアを心がけることで、より良い治療結果につながります。

      モントゴメリー腺治療に関するよくある質問

      1回の治療で取れるモントゴメリー腺の上限はありますか?

      モントゴメリー腺の治療において、一度に取り除ける数に厳密な上限はありませんが、あまりに多くのモントゴメリー腺を取り除くと、乳輪の正常な部分が少なくなり、形が変形してしまう可能性があります。
      そのため、治療を行う際は乳輪全体のバランスを考慮しながら、適切な数のモントゴメリー腺を取り除くことが美しい仕上がりにつながります。

      モントゴメリー腺の治療後、再発することはありますか?

      治療を行った同じ場所からモントゴメリー腺が再発することは比較的稀です。しかし、モントゴメリー腺は本来、皮脂を分泌する正常な腺組織であるため、治療を行っていない別の場所から新たに出てくる可能性はあります。
      再発の程度は個人差があり、気になるかどうかも人それぞれです。
      新たに出てきたモントゴメリー腺が気になる場合は、初回と同様に切除やレーザー治療を行うことで対処可能です。

      レーザー治療の場合、1回の施術でモントゴメリー腺は完全になくなりますか?

      レーザー治療でモントゴメリー腺を完全に除去するのは、1回の施術では難しい場合があります。これは、治療の際に生じる傷跡を最小限に抑えるための工夫が関係しています。
      大きな傷跡を避けるため、レーザーの照射は入り口を小さくし、内部を重点的に焼灼する方法を取ることが多いです。
      この方法では、モントゴメリー腺の完全な除去が1回で達成できないこともあり、軽度の再発の可能性があります。
      しかし、このアプローチにより、目立つ傷跡を最小限に抑えられるメリットがあります。
      多くの場合、2回程度の治療で満足のいく結果が得られ、モントゴメリー腺の再発も抑えられます。

      モントゴメリー腺の治療と一緒に行うことの多い施術はありますか?

      モントゴメリー腺の治療と同時に行われることが多い施術として、乳輪縮小術が挙げられます。特に、モントゴメリー腺が乳輪内側に多く集中している場合や、全体的に数が多い場合に有効です。
      乳輪縮小術を併用することで、モントゴメリー腺を含む乳輪組織を一周にわたって除去し、より美しい仕上がりを実現できます。

      モントゴメリー腺の治療は保険適用されますか?

      モントゴメリー腺は正常な組織であるため、その治療は基本的に保険適用外となります。これは主に美容目的の治療とみなされるためです。
      そのため、モントゴメリー腺の治療を希望される場合は、自費診療として費用をご負担いただくことになります。

      モントゴメリー腺の予防は可能ですか?

      モントゴメリー腺の発生を完全に予防することは難しいと考えられます。しかし、日頃からしっかりと保湿ケアを行い、肌を潤った状態に保つことで、ある程度の予防効果が期待できるかもしれません。
      乳房の皮膚を乾燥させないよう心がけることが大切です。

      治療後、性交渉はいつから可能になりますか?

      一般的に、治療後約1ヶ月間は性交渉を控えていただくようお願いしています。これは傷の完全な回復を促すためです。

      授乳中でも治療を受けられますか?

      授乳中の方への治療は、基本的どんな手術でもあまりおすすめしていません。
      授乳を予定されている方は、授乳期間が終了してからの治療をお勧めします。

      モントゴメリー腺治療の適用年齢は決まっていますか?

      法的には未成年でなければ(18歳以上)治療を受けることが可能ですが、若いうちに治療を受けすぎることには慎重になる必要があります。
      というのも、治療後も新たなモントゴメリー腺が出てくる可能性があるからです。そのため、あまり若い年齢での治療は推奨されません。
      個々の状況に応じて、適切な時期を医師と相談しながら決めていくことが大切です。

      モントゴメリー腺は放っておいても自然に治ることがありますか?

      残念ながら、一度出現したモントゴメリー腺が自然に消失することはほとんどありません。これは正常な皮膚の一部として形成されるものであり、自然治癒は期待できません。ただし、モントゴメリー腺は正常な組織であり、必ずしも治療が必要というわけではありません。

      モントゴメリー腺が皮脂腺であるならば、ボトックスでも治りませんか?

      実際の効果は未確認です。
      乳輪の収縮によってモントゴメリー腺が目立つことを考えると、ボトックスで筋肉の収縮を抑制することで症状が改善する可能性はあります。
      しかし、この治療法の有効性を示す十分なデータがないため、現時点では推奨できません。
      実際、臭い(いわゆるチチガ)に対する施術などで乳輪周辺にボトックス注射を行うことはありますが、モントゴメリー腺の治療を主目的とした使用例は少ないようです。
      効果が確実であれば広く普及しているはずですが、そうなっていない現状を考えると、効果は限定的か不確実である可能性が高いです。

      おわりに

      モントゴメリー腺は多くの方が気にされる部分ですが、実は重要な役割を持つ正常な組織です。治療を検討される際は、その機能や治療後の変化をよく理解した上で判断することが大切です。

      当クリニックでは、患者様一人ひとりの状況や希望に合わせて、最適な治療方法をご提案しています。モントゴメリー腺でお悩みの方は、まずは専門医との相談をおすすめします。美しさと機能性のバランスを考慮しながら、あなたに適したな選択をサポートいたします。

      気になる点やご不明な点がございましたら、お気軽にラジニアクリニックまでお問い合わせください。
      皆様の美と健康のお手伝いができることを、心よりお待ちしております。

      動画でも解説しています。ぜひご覧ください。

      https://youtu.be/4Kl8yHBHUDI?si=j3YDjmkqOOGaKfr1

      この記事を書いた人

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      ラジニアクリニック 院長。
      福岡大学医学部卒業。同大学病院形成外科に入局。以降、全国各地の病院で形成外科治療に携わる。
      2020年 大手美容外科入局、2021年より院長。
      2022年 ビクアスクリニック秋葉原開院、2025年 ラジニアクリニック院長に就任。
      【資格・役職】日本形成外科学会 専門医

      「綺麗になりたい」という気持ちは、全ての女性の願いだと思います。
      患者様の気持ちに最大限にお応えするため、カウンセリングではご納得頂けるまで何度も話し合い満足度の高い治療を常にご提供できるよう心がけております。
      特に術後イメージを上手く伝えられるようカウンセリングをさせて頂いております。
      一度、手術を行えばそれで終わりということではなく、患者様とは一生のお付き合いをコンセプトに、「美のかかりつけ医」として末永いお付き合いをさせていただきたいと思っています。

      きめ細やかなカウンセリング・診察で、
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      もちろん、無理な治療の押しつけは致しません。

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