コラム
ラジニアクリニック / コラム / コラム / IPLとUPLの違いとは?効果・仕組み・どっちがいいかを医療視点で解説
コラム IPLUPLしみそばかす毛穴肌悩み赤ら顔

IPLとUPLの違いとは?効果・仕組み・どっちがいいかを医療視点で解説

IPLとUPLの違いとは?効果・仕組み・どっちがいいかを医療視点で解説

はじめに

シミ・そばかす・赤ら顔・毛穴など、複数の肌悩みに対応できる「光治療」。
その中でもよく比較されるのがIPLUPLです。

一見似ているこれらの治療ですが、
実際には「仕組み」と「設計」に違いがあります。

本記事では、ラジニアクリニックで導入している機器情報をもとに、
IPLとUPLの違いを分かりやすく解説します。

IPLとUPLの違い【結論】

まず押さえておきたいポイントは以下です。

  • IPL:光治療の中でも広く用いられている技術
  • UPL:IPLをベースとしたメーカー独自の設計(主にDEKA社)

つまり、UPLはIPLと全く別の治療ではなく、
同じ光治療の中で設計思想が異なる技術と理解するのが適切です。

光治療の仕組み(共通原理)

IPLとUPLはいずれも、以下の仕組みで作用します。

  1. キセノンランプから光を照射
  2. メラニンやヘモグロビンに吸収
  3. 熱エネルギーに変換
  4. シミ・赤みなどの改善を促す

このように、基本的な原理は共通しています。

IPLとUPLの違い(設計の違い)

両者の違いは主に以下の点にあります。

■ 波長設計

  • IPL:広い波長(約400〜1200nm)をフィルターで調整
  • UPL:特定の波長帯(約530〜950nm前後)に最適化された設計

■ 照射構造

  • IPL:複数のフィルターを使い分けることで幅広い症状に対応
  • UPL:効率的な照射を目的としたランプ構造(例:U字型)を採用

■ パルス制御・冷却

  • いずれも安全性を考慮したパルス制御・冷却機構を備えており
    詳細は機種ごとに異なります

ラジニアクリニックでの使い分け

当院では、以下のように治療を選択しています。

■ IPL(フォトフェイシャルM22)

  • くすみ・赤み・毛穴など複合的な悩み
  • 肌全体のトーン改善
  • 初めての光治療

■ UPL(フォトシルクプラス)

  • シミ・そばかすが中心の方
  • 表在性色素病変へのアプローチ

※UPLは、メラニンへの反応効率を意識した設計とされていますが、
機種間での優劣が明確に証明されているわけではありません。

期待できる効果

光治療全体として、以下の効果が報告されています。

◎ 比較的エビデンスがある

  • シミ(老人性色素斑)
  • そばかす
  • 赤ら顔(毛細血管拡張)
  • 脱毛

○ 中等度の効果

  • 毛穴
  • 小じわ
  • 肌質改善

△ 慎重な適応が必要

  • 肝斑

特に肝斑については、
外用薬や内服治療、トーニング治療を基本としたうえで補助的に検討されます。

治療回数の目安

当院では以下を目安としています。

  • IPL:4週間に1回 × 約6回
  • UPL:3〜4週間に1回 × 約5回

多くの場合、複数回の施術で徐々に改善が期待されます。

ダウンタイムと注意点

■ ダウンタイム

  • 赤み・ほてり:数時間〜数日
  • メイク:当日から可能

■ 起こりうる反応

  • シミの一時的な濃化
  • 微細なかさぶた
  • 色素沈着(まれ)

■ 術後ケア

  • 保湿
  • 紫外線対策(SPF30以上推奨)

よくある質問

IPLとUPLはどちらがシミに効果的ですか?

明確な優劣はありませんが、
シミの種類や肌状態によって適した治療が異なります。

肝斑でも施術できますか?

可能な場合もありますが、
慎重な診断と適応判断が必要です。

何回くらいで効果が出ますか?

一般的には3〜5回程度で変化を感じる方が多いですが、
個人差があります。

まとめ

IPLとUPLの違いを簡潔にまとめると

  • IPL:幅広い症状に対応できる光治療
  • UPL:特定の効果を意識した設計の光治療

重要なのは、
どちらを選ぶかではなく、肌状態に合った治療を選択することです。

ラジニアクリニックからのご案内

当院では、IPL(M22)とUPL(フォトシルクプラス)を
患者様一人ひとりの肌状態に合わせて使い分けています。

「自分にはどちらが合うのか分からない」という方は、
ぜひ一度カウンセリングにお越しください。

この記事を書いた人

アバター画像

ラジニアクリニック 院長。
福岡大学医学部卒業。同大学病院形成外科に入局。以降、全国各地の病院で形成外科治療に携わる。
2020年 大手美容外科入局、2021年より院長。
2022年 ビクアスクリニック秋葉原開院、2025年 ラジニアクリニック院長に就任。
【資格・役職】日本形成外科学会 専門医

「綺麗になりたい」という気持ちは、全ての女性の願いだと思います。
患者様の気持ちに最大限にお応えするため、カウンセリングではご納得頂けるまで何度も話し合い満足度の高い治療を常にご提供できるよう心がけております。
特に術後イメージを上手く伝えられるようカウンセリングをさせて頂いております。
一度、手術を行えばそれで終わりということではなく、患者様とは一生のお付き合いをコンセプトに、「美のかかりつけ医」として末永いお付き合いをさせていただきたいと思っています。

きめ細やかなカウンセリング・診察で、
最適な治療をご提案致します。

患者さまの状態を丁寧に診察し、ご要望やお悩みをお伺いしたうえで、
お一人お一人に最適な治療プランをご提案させていただきます。
もちろん、無理な治療の押しつけは致しません。

ご不安な点・気になる点がございましたら、お気軽に何でもご相談ください。

ラジニアクリニック

ご予約・お問い合わせ

当クリニックは完全予約制です。受診をご希望の方は、電話・メールフォームよりご予約をお願いいたします。