女性の永遠の悩み…なんで痩せないの?ダイエットに失敗する原因と正しい痩せ方
どれだけ食べるのを制限してもリバウンドしてしまう、もしくは逆に太ってしまうとお悩みの方もいるのではないでしょうか。
もしかすると、ダイエットの方法が根本的に間違っているかもしれません。
さまざまなダイエット法が話題になっていますが、まずはダイエットの基本について確認することが大切です。
基本を守らなければ、リバウンドしてしまう可能性があります。
ここでは、なかなかダイエットに成功しない方に向けて、ダイエットに失敗する原因と正しい痩せ方をご紹介しますので、ぜひ今後の参考にしてください。
ダイエットに失敗する原因
ダイエットの失敗の中で、もっとも多いのがリバウンドではないでしょうか。
リバウンドとは、一度体重が落ちたのに、再び体重が増えてしまうことです。このリバウンドの原因は、「食事制限だけでのダイエット」をすると起こりやすいと考えられています。
摂取カロリーを大きく減らせば身体の脂肪が燃焼されますが、同時に筋肉も落ちてしまい、それにともなって基礎代謝が低下してしまいがちです。
基礎代謝とは、身体を動かしていないときに起こるエネルギーの消費のことで、基礎代謝が高い状態では脂肪の燃焼が活発になるため、痩せやすくなります。
つまり、基礎代謝が低い状態では痩せにくくなるため、リバウンドしやすくなってしまうのです。
また、摂取カロリー不足が続くと、停滞期と呼ばれる時期が訪れます。
停滞期に入ると、エネルギーを体内に蓄えようとして、基礎代謝が大きく落ちてしまうというメカニズムです。この停滞期と筋肉の減少による基礎代謝の低下が重なることで、リバウンドしやすくなります。
そして、リバウンドしやすくなった時期に食事制限によって溜まったストレスが爆発して、過食してしまい、体重が元に戻ってしまうのです。
正しいダイエットとは
正しいダイエットとは、摂取カロリーを大きく減らすことなく運動で消費カロリーを増やし、同時に基礎代謝を高めるための生活をおくるというものです。
具体的に、どのようにすればよいのか解説します。
生活習慣
人は、睡眠中に分泌される成長ホルモンの影響を受けて、皮膚の再生や筋肉の成長などが起こります。睡眠不足になると成長ホルモンの分泌が低下するため、筋肉が減少しやすくなるのです。
眠る前にスマホやテレビなど明るい光をみない、眠る前は静かに過ごすなどして眠りにつきやすい状況を整えましょう。
食事
摂取カロリーは減らしすぎないよう注意しましょう。
空腹で疲労を感じるほどに摂取カロリーを減らさないよう注意しつつ、ご飯やパンなどの炭水化物を少しだけ減らしてください。
そして、1日3食規則正しく栄養バランスに優れた食事を摂りましょう。
食事を抜くと、次の食事でエネルギーを吸収しようとするため、逆に太りやすくなります。
また、カロリーが高い油をできるだけ使わないために、テフロン加工のフライパンを使うなどしてください。
1口につき30回は噛むようにして、20~30分かけて食べましょう。早食いは満腹中枢が満たされないことによる食べ過ぎに繋がります。
運動
有酸素運動をすることで、脂肪が燃焼されてエネルギーが作り出されます。
ウォーキングや軽いジョギング、サイクリング、水泳など自分が始めやすい運動を選びましょう。
ウォーキングは、普段から運動をしていない方でも始めやすい運動です。
1回15分以上のウォーキングを1日30分~1時間、1日1万歩を目指しましょう。
手をしっかり振るとともに歩幅を十分にとり、胸を張って歩いてください。気持ちよく運動できる程度の強度でウォーキングするとベストです。
おわりに
食事制限だけでダイエットしようとすると、体重が一時的に減ったとしても、またすぐに増えてしまいます。
カロリーを大きく減らすのではなく、運動で消費カロリーを増やし、生活習慣を整えて基礎代謝を高めましょう。
ダイエットの基本を守ることで、ダイエットの成功確率が上がるうえに、体調を崩す心配も少なくなります。