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2017年12月01日 コラム

気になる産毛の脱毛!サロンとクリニックのどちらが良いの?

脱毛したいけれど、産毛程度なので受けるか迷っているという方もいるのではないでしょうか。産毛が多いと、肌がくすんで見えることがあり、近くで肌を見られたときに産毛が目立ってしまい、恥ずかしく感じることもあるはずです。

そのため、できるだけ産毛は処理することをおすすめします。しかし、毎日のように処理をすると、肌トラブルが起こりやすくなるため、できるだけ避けたいという方もいるでしょう。自己処理を省けるのが脱毛ですが、産毛は脱毛できるのでしょうか。

ここでは、産毛は脱毛できるのか、できるとすればどうやって脱毛するのかなどについてご紹介します。

産毛は脱毛できる?

脱毛には、光脱毛と医療レーザー脱毛があります。このうち、産毛を脱毛できるのは医療レーザー脱毛です。医療レーザーで脱毛できる仕組みは次のとおりです。

  1. 毛や毛根の黒色を作るメラニン色素に反応するレーザーを照射する。
  2. 毛や毛根に熱が吸収されることで蓄熱によって毛根の組織が破壊される。
  3. 毛根は発毛に重要な役割を果たすため、破壊されると毛が生えてこなくなる。

ただし、永久的に毛が生えてこなくなるのではなく、数年から数十年が経つと産毛程度のものが生えてくる可能性があります。

光脱毛も医療レーザー脱毛と同じ仕組みですが、照射パワーが低いので、色素が薄い産毛に反応しにくく、脱毛できない場合があるのです。また、医療レーザー脱毛とは違い、毛根を破壊しないため、比較的早くに毛が生えてくるようになります。

クリニックで使用するレーザーの特徴

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クリニックで使用するレーザーには、いくつかの種類があります。多くのクリニックで使用されている代表的な医療レーザーは以下のとおりです。

YAGレーザー

通常のレーザーは日焼け部分のメラニンに反応するため、日焼けをしている部分に照射できません。YAGレーザーは日焼けをしている肌にも照射できることが特徴です。

ただし、これはメラニン色素への反応が弱いためなので、色素が濃い毛に適しており、メラニン色素が少ない産毛には効果が低いと考えられています。

ロングパルスヤグレーザー

深部にまでエネルギーが到達し、色素が濃い毛の脱毛に効果的とされています。

アレキサンドライトレーザー

冷却ガスや冷たい風で肌を冷却しながらレーザーを照射するため、痛みを抑えられます。

産毛の脱毛で起こり得るトラブル

産毛の脱毛をすると、増毛化や硬毛化などが起こる可能性があります。増毛化は、その名のとおり毛が増える現象です。原因は解明されていませんが、休止状態の毛根がレーザーによって活性化されることで起こると考えられています。

硬毛化は、毛の本数は減っても毛が太くて丈夫になり、濃く見えてしまう現象です。原因は解明されていませんが、体質によるものと考えられています。特に、背中やお腹、うなじ、二の腕、肩などに起こりやすく、防ぐ方法はありません。

増毛化や硬毛化が起きても、追加でレーザーを照射すれば脱毛できます。クリニックによっては、増毛化や硬毛化が起きた場合に無料で追加照射してもらえることがあるので、事前に確認しておきましょう。

なお、増毛化や硬毛化が起きたことで、かえってレーザーが反応しやすくなり、産毛をきれいに脱毛できたとの声もあるので、心配しすぎないようにしてくださいね。

おわりに

産毛は、医療レーザーであれば脱毛できます。アレキサンドライトやYAGレーザーなど様々な種類のレーザーがあり、肌への負担が少ないものもあります。また、産毛の脱毛では増毛化や硬毛化が起きることがありますが、追加で照射すれば脱毛できるので心配はいりません。

このようなトラブルが起きたときに無料で追加照射してもらえるのか、クリニックに確認しておきましょう。

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