大きなタトゥーを1回で消したい方へ|EPL法という選択肢
「レーザーでは何回かかるかわからない」「切除するには範囲が大きすぎると言われた」——そんな方に知っていただきたいのが、EPL法です。本記事では、EPL法の仕組みや特徴、向いている方について詳しく解説します。
こんにちは。ラジニアクリニックの院長、植木です。本日は当院オリジナルのタトゥー除去治療、EPL法についてご説明します。
目次
EPL法とはどんな治療か
EPL法は、エルビウムヤグレーザーとピコレーザーを組み合わせた当院オリジナルのタトゥー除去治療です。
まずエルビウムヤグレーザーで皮膚の表面を削り、比較的浅い層のインクを取り除きます。次にピコレーザーで皮膚に残った深い層のインクの色素を破壊します。2つのアプローチを組み合わせることで、タトゥーの大きさや色に左右されず、基本的に1回の治療で除去が可能です。
「ピコレーザーだけでは何回もかかる」「切除するには範囲が大きすぎる」——そのどちらの課題も解決できる治療として開発した方法です。
他の治療法との違い
ピコレーザー除去は傷跡を残さない反面、複数回の施術が必要です。深い層のインクには届きにくいケースもあります。切除法は1回で完結できますが、縫い閉じられる範囲に限界があるため、大きなタトゥーには対応しきれないことがあります。
EPL法はその両方の課題を補う治療です。エルビウムヤグレーザーで表面を削りながら、ピコレーザーで深部のインクも破壊するため、大きさや色を問わず1回での除去を目指せます。
| ピコレーザー除去 | 切除法 | EPL法 | |
| 治療回数 | 複数回必要 | 基本1回 | 基本1回 |
| 大きなタトゥー | 対応可能(回数増) | 範囲に限界あり | 対応可能 |
| カラー対応 | 対応可能 | 色に関係なく除去 | 対応可能 |
| 傷跡 | 残らない | 細い線状が残る | 残る場合あり |
| ダウンタイム | 7日間程度 | 7〜28日間程度 | 7〜28日間程度 |
EPL法の流れ
カウンセリングでタトゥーの大きさ・色・部位・状態を確認し、治療方針と費用をご説明します。
施術当日は局所麻酔を行い、エルビウムヤグレーザーで皮膚表面を削った後、ピコレーザーで深部のインクを破壊します。施術後は軟膏を塗り、専用のパットを貼ります。術後は上皮化するまで軟膏塗布と専用のパットで処置を継続していただきます。
上皮化後も保湿と紫外線対策を続けることで、患部がよりきれいに仕上がります。
ダウンタイムと術後の注意点
ダウンタイムは7〜28日間程度で、タトゥーの範囲やインクの深さによって異なります。術後24時間は患部を濡らさないようにしてください。
上皮化するまでの期間は1か月程度を見ておいてください。この間は激しい運動・水泳・サウナなどは控えていただく必要があります。掻いたり擦ったりすると治癒が遅くなるためご注意ください。
上皮化後は日焼けや摩擦などの刺激が色素沈着の原因となるため、紫外線対策を徹底していただくことが仕上がりに大きく影響します。
施術料金
| 範囲 | 料金 |
| 1㎠ | 14,850円 |
| 10㎠以下 | 148,500円 |
| 11〜15㎠ | 198,000円 |
| 16〜20㎠ | 222,200円 |
| 21〜25㎠ | 247,500円 |
| 26〜30㎠ | 272,250円 |
| 以降10㎠ごと | 24,200円〜 |
| 局所麻酔費用 | 別途 11,000円〜 |
よくある質問
EPL法で完全に消えますか?
基本的に1回の治療でタトゥーを除去することを目指していますが、インクの深さや濃さによっては追加の治療が必要になる場合もあります。カウンセリングでタトゥーの状態を確認したうえで、仕上がりの見通しをご説明します。
傷跡は残りますか?
EPL法は皮膚の表面を削る治療のため、傷跡が残る場合があります。上皮化後の適切なケアと紫外線対策を続けることで、できるだけきれいな仕上がりを目指します。
ピコレーザーや切除法との使い分けはどう考えればいいですか?
傷跡を残したくない方にはピコレーザー、小〜中サイズで1回確実に消したい方には切除法、大きなタトゥーや複数色のカラータトゥーを1回で除去したい方にはEPL法が向いています。ただし実際の判断はタトゥーの状態によって異なるため、カウンセリングで確認させてください。
他のクリニックでレーザーを続けてきましたが、EPL法に切り替えられますか?
はい、対応可能です。これまでの治療経過も含めてカウンセリングでご相談ください。
おわりに
EPL法は、大きさや色を問わず1回での除去を目指せる、当院オリジナルの治療法です。「他の方法では難しいと言われた」「通院回数を減らしたい」という方にも、選択肢として検討していただければと思います。まずはカウンセリングで、タトゥーの状態を一緒に確認させてください。
他の施術との比較や詳細は下記のページでご紹介しています。