乳頭縮小手術について、手術方法からダウンタイムまで詳しく解説
こんにちは、ビクアスクリニック秋葉原院長の植木です。
本日は、乳頭縮小について解説していきます。
乳頭縮小手術は、授乳後に伸びてしまった乳頭や、大きすぎる乳頭を小さくする手術です。
乳頭の大きさが変わる理由としては、一般的に、授乳などの刺激によって乳頭が大きくなり、伸びてくるということが挙げられます。
また、掻いたりすることも乳頭が大きくなる原因の一つとなっています。
手術希望の理由
乳頭縮小を希望される方の多くは、授乳後に乳頭が引っ張られて伸びてしまった女性です。
また、まれに男性でも女性と同程度に大きな乳頭を持つ方がおり、Tシャツが透けて盛り上がることを気にされて手術を受ける方もいます。
手術方法
乳頭の形は人それぞれで、授乳で引っ張られている方でも長細くなっている方もいれば、キノコみたいな形になっている方もいます。
しかしいずれの場合も、手術のデザインは大きく変わりません。
どこの皮膚を取るかによって、最終的な形が変わってきます。
乳頭縮小手術では、高さを減らすことが一般的です。
乳頭の根元に傷跡が目立たないように皮膚を取り、乳管を温存しながら埋め込むように縫合すると、高さが低くなります。
授乳機能を維持するためにも、乳管は保存しておくことが重要です。
傷跡と後戻り
乳頭縮小手術の傷跡は、乳頭の根元や横に来ますが、ほとんど目立たなくなることが多いです。
傷跡は、乳頭の根元に来る高さの手術の場合は乳頭の根本に来ます。
また、大きさを変える時は横に傷跡が来る場合があります。
しかし、どちらも最終的にはほとんど目立たなくなることのほうが多いです。
後戻りは少しすることが多いため、目標のサイズ感よりも少し小さくするくらいが理想の大きさになるようなイメージがあります。
理想的な乳頭のサイズは、平均的には5ミリくらいと言われていますが、体格や乳輪のサイズなど、全体のバランスで綺麗な形が決まってくるため人それぞれ異なります。
乳輪とのバランスを考慮して、患者様ご本人と相談しながら決めていきます。
手術中も確認してもいいという方であれば、確認しながら手術を終えるという形になります。
症例解説
授乳後に乳頭が伸びてしまった患者様の症例を紹介いたします。
お風呂に入る時などに恥ずかしさを感じていたため、元のサイズ感に近づけるようにデザインを行い、手術を行いました。
ダウンタイムと通院回数
手術後1週間で抜糸を行い、その後は1カ月、3カ月ごとに経過観察を行います。
抜糸までは軟膏を塗る必要がありますが、抜糸後は特に処置は必要ありません。
感度は変わる?
手術後、一時的に感度が鈍くなる方もいますが、大半の方は戻ってきます。
個人差はありますが、1カ月ほど様子を見ることをおすすめします。
手術可能な年齢
特に年齢制限はありませんが、二次性徴による乳頭の変化を考慮すると、それ以降の年齢が望ましいです。
特に、未成年の方は慎重に検討する必要があります。
性行為再開時期
抜糸後であれば性行為は可能ですが、傷のことを考慮して1カ月ほど空けることをおすすめします。
修正手術
修正手術は問題なく行えますが、傷や腫れの引き具合などで、最終的な形が決まるのは術後3カ月から半年ほどかかります。
その頃に受診し、必要な修正手術を受けることができます。
術後の注意点
特に気をつけることはありませんが、擦れなどによる傷への刺激は避けた方が良いでしょう。
入浴は抜糸後に問題なく行えます。
抜糸までは塗り薬を使用し、出血がなければガーゼは不要です。
手術直後は、ビクアスクリニック秋葉原では乳頭が外に出るような穴あきガーゼを使用し、圧がかからないようにします。
おわりに
乳頭縮小手術は、授乳後や先天的に大きな乳頭でお悩みの方に対して、効果的な解決策を提供します。
手術方法や傷跡、ダウンタイムなどについて詳しく解説しましたが、個人差もありますので、まずはカウンセリングにてご相談ください。
ビクアスクリニック秋葉原では、患者様一人ひとりに合わせた治療計画をご提案いたします。
乳頭の大きさや形でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
動画でも解説しています。ぜひご覧ください。