ほくろ(色素性母斑)とは

ほくろ(色素性母斑)は、色素細胞が増える良性のできもの(良性腫瘍)で、紫外線や摩擦による後天的なものとされています。
後天性の色素性母斑とは、生まれつきのものではなく、成長していく過程で母斑細胞(色素細胞に似ている)が皮膚または皮膚の下で増殖した状態を指します。

後天性の色素性母斑は症状により、
Unna母斑(ウンナ型)、Miescher母斑(ミーシャー型)、Spitz母斑(スピッツ型)、Clark母斑(クラーク型)の4つに分類されます。

ほくろ(色素性母斑)の種類

  • Unna母斑(ウンナ型)

    主に体にできるほくろです。淡い茶色や黒色をしていてやわらかく、表面は盛り上がっており、大きさは直径1cm程度のものが多いです。

  • Miescher母斑(ミーシャー型)

    主に顔面や頭(毛髪部)にできる半球状に膨らんだほくろです。ほくろの表面はツルツルしていて、毛が生えていることもあります。加齢とともに色が薄くなり、肌色に近くなるものもあります。

  • Spitz母斑(スピッツ型)

    若年層にできやすいほくろです。色は赤~黒色であることが多く、肌との境界がはっきりしています。時に急速に増大することから皮膚がん(悪性黒色腫)との識別が難しい場合があります。

  • Clark母斑(クラーク型)

    体幹や四肢によくできるほくろです。円形、または楕円形で中央の色が少し濃く、外側にいくにつれて色が薄くなっている場合が多いです。大きさは直径1cm程度のものがほとんどです。

ほくろ(色素性母斑)の症状

ほくろは、盛り上がりの程度によっては引っかかって困ったり、瞼にあるせいで視界の邪魔になっていたり、誤って傷つけて出血したりすることがあります。上述のように形状や種類はさまざまで、中には悪性のものと見分けがつきにくい場合もあります。気になるほくろが出たら、受診をおすすめします。

保険適用で治療が可能な場合

前述したように、ほくろによって機能的な問題が起こる場合は保険適用での治療が可能です。
※完全な美容目的の治療の場合は保険が適用されず、自己負担になりますのでご注意ください。

ほくろ治療の料金

切除法
顔・体
(1mm辺り)
8,800円
【一部保険適用】

※価格は税込み料金です。
※費用はあくまでも目安となります。治療範囲や大きさによって変わりますので、ご了承願います。
※近接したほくろは同時手術も可能な場合がありますが、医師の診察によります。

治療方法

ほくろの大きさや部位によって、日本形成外科学会形成外科専門医のもと、最適な治療方法を選択いたします。
ビクアスクリニックでは、再発のリスクが少ない根本から取り除く切開治療を行っております。
切除法ではほくろを切除した後に真皮縫合と表皮縫合をします。
傷はシワに沿って作るため、傷痕は時間の経過とともに目立たなくなります。

傷痕を残したくない方

エルビウムヤグレーザー法

エルビウムYAGレーザーを使用した“フラクショナルレーザーアクションⅡ”は、炭酸ガスレーザーに比べて10倍以上の水分吸収率があるため、ターゲットの周辺組織への熱損傷なく照射できるダウンタイムの少ないレーザー治療です。 照射の痛みや肌ダメ―ジも非常に少なく、美しく仕上がります。ターゲット組織を繊細に蒸散することができます。
必要以上に熱が入らない為、治療後の凹みや色素沈着などのリスクも大幅に軽減され、ダウンタイムがはるかに短いというメリットがあります。

治療イメージ
エルビウムヤグレーザー法
顔・体
(1mm辺り)
4,400円

(1mm辺り)
5,500円

EPL法

EPL法とは、エルビウムヤグレーザーとピコレーザーを組み合わせた治療法です。エルビウムヤグレーザーは、ほくろ・イボの除去に適しており、周辺組織への熱ダメージが少ないことが特徴です。そのため、照射後に起こり得る色素沈着のリスクが低く、赤みが続く期間も短くなります。ピコレーザーはピコ分の1秒(1兆分の1秒)という非常に短い時間の照射により、周辺の肌へのダメージを抑えられることが特徴です。この2つのレーザーを組み合わせることで、ほくろ・イボを効率的に取り除きます。

EPL法
顔・体
(1mm辺り)
6,600円

よくある質問

Q ダウンタイムはありますか?
A 術後は患部に軟膏を塗り、濃肌色の浸透性のあるテープを貼ります。
傷をキレイに治すために、個人差により10日程度はテープを貼りっぱなしにし、軟膏を上から塗って頂く必要があります。
Q 痛みはありますか?
A 施術は局所麻酔を使用しますので施術の痛みはありません
麻酔のチクッとした痛みはありますが我慢できる範囲での痛みになります。
Q 除去後の傷跡は残りますか?
A 術後当院では1ヶ月後、3カ月後に検診に来ていただき、問題がある場合には迅速に対応しております。
また、術後はご自身での処置もとても大切なので、処置を怠ってしまうと傷跡が目立ってしまう場合もございます。
Q 1回で取れますか?
A 基本的に1回で取れるように施術をしておりますが、再発した場合は3ヶ月以上6ヶ月未満の期間であれば無料で再施術可能です。(処置・麻酔希望の場合は別途かかります。)
Q 当日の洗顔は可能ですか?
A 術後24時間は患部は濡らしてはいけないので、拭き取りシートや蒸しタオルでの対応が必要になります
24時間後はテープを貼ったままの洗顔が可能ですが、洗顔後は水分を良く拭き取りテープの上から軟膏を塗り足してください。(入浴も同様)
Q メイクはいつからしても大丈夫ですか?
A 処置期間中の患部はパウダーファンデーションだけ可能です。
また施術前でも当院パウダールームでメイク落としが出来るためメイクした状態でもご来院可能です。

ほくろ除去治療を行う
院長の思い

院長からのメッセージ

形成外科として働く中で、大きなほくろ(巨大色素性母斑)や顔や全身にできるほくろ(色素性母斑)の治療に携わってきました。

患者さまは、ほくろに対し悪性に対する不安や見た目、盛り上がりによる日常生活への影響など様々な理由で除去を希望されます。

見た目に関してはずっとコンプレックスに感じている方も少なくはないと思います。

このようなお悩みを解決し、できる限りきれいにほくろを除去することが形成外科医としての使命と考え治療に取り組んでおります。

最適な治療法を提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。

ビクアスクリニック秋葉原について

クリニック名ビクアスクリニック秋葉原
所在地〒101-0025
東京都千代田区神田佐久間町2丁目20番地
翔和秋葉原ビル2F

JR秋葉原駅昭和通り口より3分
東京メトロ日比谷線秋葉原駅出口1より1分
都営地下鉄岩本町駅A4出口より5分
院長植木 健太郎
TEL03-5822-1661
診療科目形成外科/美容外科/美容皮膚科/皮膚科

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尚、クリニックからのご連絡後、予約日確認のご返信を頂き次第ご予約確定とさせていただきます。